あの「こうやって人って生きるのか」 音楽活動での声援や応援で、初めて“生きる実感”を得たことを明かす

シンガーソングライターでタレントのあのが、23日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演。不登校などを経験しつつも、音楽の道を見出し、“生きる感覚”を得たことを語った。

学生時代に“自分が悪くないのに罪を被って謝っていた”“文房具を隠されて授業を受けられなかった”といった辛い経験を経て、不登校・引きこもりになってしまったと語った、あの。それでも、父がバンドマンであった影響でロックやパンクは好きで「なんとなく表の世界に入ってしまった感じ」と音楽業界に足を踏み入れた経緯を明かした。また、音楽活動を通じて声援や応援を受けたことで、「こうやって人って生きるのか」と初めて生きる実感を得たと語った。

5年ぶりにアンコールワットを訪れたあの

スタジオで、MCの今田耕司から「お父さん、音楽やってたんや?」と改めて質問されると「元々バンドやったりして、音楽やってて。小さい頃から聴いたり、触れてはいたから…」と父からの影響について語った。

5年前の写真撮影時と同じ場所で過去を振り返る

その後、「どこかで、音楽いいけど…でも、コンプレックスで。音楽に対して」と悲観的な発言を切り出すと、続けて「お兄ちゃんも音楽系のものやってたから、自分は才能ないし」とネガティブ思考に。これに今田が「音楽には、触れるのは遠慮してた?」と問うと「遠慮してました。やっぱちょっと僕のやることじゃないだろうなって」と率直な当時の思いを返答。控え目な発言に今田も驚きの反応を見せた。

数年前なら大衆の前に出ることなど考えられなかったというあの。受け入れてくれる人がいる一方で、批判もあるといい、「多様性だっていうけど、現実的には多様性になっていない」「だからこそ、僕がメディアに出て、面白い事したり何かを作っていることは意味がある」と、今の活動についての思いを語った。また音楽については、「戦略もクソもないから、“生きた実感”がある」といい、音楽で自分が表現できるようになってカンボジアを再訪したことで、「やっぱ間違ってなかったなぁと思えて、いままでの自分の生き方が」「“あのちゃん”という自分自身が“居場所”になっている」「いつでも自分らしくいたい」と締めくくった。

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