【ポリ袋とレンチン】で青菜のおひたしが手間なくできあがり!

★ポリ袋で牛丼が簡単!★

ほうれんそう、小松菜、春菊などの青菜をなべでゆでるときは、茎から湯に入れて全部を入れたら返して......と、意外とめんどう。そこでおすすめなのが、「ポリ袋」と「電子レンジ」と使って、湯せんの力を利用して作る調理法です。教えていただくのは、料理研究家 しらいのりこさん。青菜のおかずが手間なくできあがります!

「ポリ袋」は耐熱温度が120℃以上の耐熱ポリ袋を使用してください

ポリ袋は、耐熱温度が高い高密度ポリエチレン(HDPE)製で厚さ0.01㎜以上の食品用ポリ袋を必ず使ってください。耐熱性が低いものを使うと、加熱の途中で袋がとけてしまう場合があるので、必ず材質の確認を。ここでは35×21㎝サイズで耐熱温度120℃の「アイラップ」を使用しています。

青菜

野菜はゆでるよりも、ポリ袋に入れて電子レンジで加熱をしたほうが食感もよく、お湯を沸かす手間も省けてスピーディー。ここでは〝ポリ袋レンチン〞を活用した野菜の下ごしらえと味つけ例を紹介します。

下ごしらえした野菜は、ポリ袋に入れたまま冷蔵室で2~3日保存もできます。
ポリ袋の口はしばらず、袋を軽く食材に密着させた状態でレンチンしてください。

加熱時間 200g(1束)につき2分30秒

STEP1 切って袋に入れてチン!

ほうれんそう200gは3㎝長さに切る。耐熱ボウルにポリ袋をのせて入れ、袋の口は開けたまま電子レンジで2分30秒加熱する。

STEP2 水を注ぎ、アク抜きをする

かぶるくらいの水を入れ、冷ましながらアクを抜く。
アク抜きはほうれんそうだけ!

STEP3 水けをきる

ざるにあけて水けをしっかりしぼる。

小松菜や春菊などは袋ごと冷ます

アクが少ないためアク抜き不要の野菜は、レンチンしたらすぐに袋ごと氷水で冷まして。急冷することで緑色が鮮やかに。

ほうれんそうのおひたし

うまみたっぷりのだしで和食屋さんの味に。

材料(2人分)

ほうれんそう…1束(200g)
Aだし…1カップ
Aしょうゆ…大さじ1
Aみりん…小さじ1
A塩…少々
削りがつお…適量

レンチン2分30秒

作り方

①青菜の手順①~③と同様にする。
②ボウルにAを入れ、①を加えて1~2分おく。器に盛り、削りがつおをのせる。

memo
だしだってレンチンで作れる
削りがつお5gをお茶パックに詰める。耐熱ボウルにポリ袋をのせて水1カップとともに入れ、電子レンジで4分加熱。少量作るときに便利!

ほうれんそうののりあえ

材料(2人分)

ほうれんそう…1束(200g)
焼きのり(全形)…1/2枚
しょうゆ…大さじ1

レンチン2分30秒

作り方

①青菜の手順①~③と同様にする。
②ボウルに①を入れ、焼きのりをもみながら加える。しょうゆを加えてさっとあえる。

小松菜のナムル

焼き肉と一緒にごはんにのせたい。

材料(2人分)

小松菜…1束(200g)
Aすり白ごま…大さじ1
Aしょうゆ、ごま油…各小さじ2
Aこしょう…少々

レンチン2分30秒

作り方

①小松菜は青菜の手順①と同様にする。
②袋ごと氷水で冷ます。袋にAを加えて袋の上から軽くもんでまぜる。

春菊のごまあえ

材料(2人分)

春菊…1束(200g)
Aすり黒ごま…大さじ1
Aしょうゆ…小さじ1
A砂糖…小さじ½

レンチン2分30秒

作り方

①春菊は青菜の手順①と同様にする。
②袋ごと氷水で冷ます。袋にAを加えて袋の上から軽くもんでまぜる。

※この記事は『ポリ袋でレンチンおかず 電子レンジでこんなにおいしい!』しらいのりこ著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

※2023年4月5日に配信した記事を再編集しています。


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