卓球ITTF男子・女子ワールドカップマカオ2024のマスコットキャラクターなど発表

卓球ITTF男子・女子ワールドカップマカオ2024のマスコットキャラクター「波仔(BOBO)」(図版:マカオ政府体育局)

 マカオ政府体育局は3月25日、今年(2024年)4月15日から21日にかけてコタイ地区にあるギャラクシーアリーナで開催を予定している「ITTF(国際卓球連盟)男子・女子ワールドカップマカオ2024 プレゼンテッド・バイ・ギャラクシーエンターテインメントグループ」のロゴ、マスコットキャラクター、スローガンを発表した。

 大会ロゴはスイングするラケットのシルエットとマカオのシンボルとして親しまれるハスの花が水に浮かぶ様子を組み合わせ、またマカオで建材としてよく使われるポルトガル伝統タイル「アズレージョ」の模様へのオマージュも込められたものという。

 大会マスコットキャラクターは広東語の「ボール(Ball)」の発音と親しみを込めて名前の後ろに付ける「仔(チャイ)」(○○ちゃんの「ちゃん」のイメージ)から「波仔(BOBO/漢字の広東語読みはボーチャイ)」と名付けられ、ユニフォームを着た卓球ボールを遊び心たっぷりに表現し、マカオの熱い卓球の普及への取り組みを体現したとのこと。

卓球ITTF男子・女子ワールドカップマカオ2024のロゴ(図版:マカオ政府体育局)

 このほか、大会スローガンは独特の文化、歴史、風景が凝縮される魅力的なマカオの街を舞台に卓球の花が咲き、世界から注目を集めたいという思いを込めて「Charming Macao, Blooming Table Tennis(参考訳:魅力的なマカオ、花咲く卓球)」とした。

 ITTF男子・女子ワールドカップは1980年にスタートしたITTF主催の国際大会。種目は男女シングルスで、男女各48選手が出場。男女それぞれステージ1とステージ2の2ステージ制を採用し、ステージ1は16グループに分かれての総当たり戦、ステージ2はステージ1における各グループ1位通過選手によるトーナメント戦となる。出場選手の選出基準は複数あるが、世界トップの48選手が集まる大会になる模様で、最新世界ランキングをもとにすれば多くの日本選手が出場資格を満たしている状況。

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