Galaxy Ringは食事メニューの管理もできるかも?

By 多根清史

サムスンは今年(2024年)7月に、次期折りたたみスマートフォンと同時にスマートリング「Galaxy Ring」を正式発表すると噂されています。すでに初期生産は40万台もあって品薄になりそうにないことや、ライバル超えのバッテリー持ちを実現することが伝えられてきました。

Image:Samsung

そんななか、Galaxy RingがAIを活用した食事管理・レシピサービス「Galaxy Food」と連携し「指の上の栄養士」になるかもしれないと韓国の大手メディア朝鮮日報(Chosun Biz)が報じています。

このGalaxy Foodとは、ユーザーがより良い食事をして健康的な食生活を送れるよう、食事計画やレシピを提供するアプリです。今回の記事によると、Galaxy Ringによりリアルタイム測定したユーザーの健康情報に基づき、その人に合ったレシピやダイエットを勧めるとのことです。

この連携はAIを搭載したサムスン製冷蔵庫ともリンクし、中にある食材を分析して、調理できる食品やレシピも推奨するものだと伝えられています。昨年末、同社は冷蔵庫内部の写真を撮って食品を認識し、そこからレシピを生成できる製品を発表していました。

スマートリングは24時間着けっぱなしにすることで、ユーザーは意識することなく健康状態を把握できることが大きなメリットです。自分では気づきにくい体調の変化をリングが検出し、スマホアプリで「今日はおかゆがお奨めです」とレシピを提案してくれる未来がもうすぐ実現するのかもしれません。

Source:Chosun Biz
via:Wccftech

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