「違法賭博」関与完全否定の大谷翔平、会見内容にファン反応 「送金方法」触れず疑問残るも...「完全シロの線が強くなった」の声

プロ野球大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手(29)が、違法賭博に関与した疑いのある元通訳の水原一平氏(39)について、2024年3月26日(日本時間)に会見を行い、自身の違法賭博への関与を完全否定した。

スポーツ紙などの報道によると、騒動後初めて公の場で会見を行った大谷は「僕自身も信頼していた方の過ちというのは悲しく、ショックですし、今はそういうふうに感じています」とした。違法賭博や自身の銀行口座からブックメーカーへの送金は、全て水原氏によって行われたものだと説明した。

「彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ皆に嘘をついていた」と説明

「僕自身は何かに賭けたり、誰かに代わってスポーツイベントに賭けたり、それを頼んだりということもないですし、僕の口座からブックメーカーに対して、誰かに送金を依頼したことももちろん全くありません。数日前まで、彼がそういうことをしていたというのも全く知りませんでした。結論から言うと、彼が僕の口座からお金を盗んで、なおかつ皆に嘘をついていたというのが結論」

水原氏を直撃取材した米スポーツ専門チャンネル「ESPN」(WEB版)によると、水原氏は21年から米カリフォルニア州では違法とされるブックメーカーで野球以外のスポーツ賭博に手を染め、大谷の銀行口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)がブックメーカーの関係者に送金されたという。

また、水原氏は当初ESPNの取材に対して「ブックメーカーに賭けて負った借金の肩代わりを大谷選手に頼んだ」と明らかにしたが、取材した翌日に「大谷は水原氏の借金を知らず、ブックメーカーに送金していない」と前言を翻したという。

大谷の会見は日本の野球ファンの間で大きな注目を集め、Xでは大谷関連の複数のワードがトレンド入りした。

Xには「信頼してる人に大谷は裏切られた!この会見は真実だと思う」「大谷は完全シロの線が強くなったかな」「警察の捜査もあるから答えられない部分はあるけど言える分は誠実に答えてくれた印象」「ずっと一緒にいて信用してた人からの裏切りは辛いよね...」など大谷擁護の声が多数上がった。

一方で、大谷の銀行口座からブックメーカーに送金した方法に関する疑問の声も。

「一番疑念が持たれている『なぜ一平が(大谷の同意なしに)大谷名義の口座から送金できたか』が説明されてないから、これで終わったことにはならんだろうよ」「送金方法という核心部分に触れられず嘘をつかれた被害者だという説明だけで疑義は残った」「どうやって口座にアクセス出来たのかは謎のまま。。」との声が寄せられた。

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