中国の習近平国家主席は25日、北京市内の人民大会堂で中国を公式訪問中のドミニカのルーズベルト・スカーリット首相と会談を行いました。
習主席は、「中国はドミニカ国民が自国の国情に合った発展の道を歩むことを断固支持し、ドミニカと緊密に交流を行い、国政運営に関する経験の交流を強化していきたい。ドミニカが中国式現代化の『急行列車』に乗り、両国の貿易やインフラ整備、農業、医療保健などさまざまな分野での協力を拡大することを歓迎する」と示しました。
また、「中国はドミニカが国際問題と地域問題で積極的な役割を発揮することを支持し、ドミニカとの協調と協力を強化し、南南協力を深め、発展途上国の共通の利益を守り、人類運命共同体の構築を推進していきたい」と強調しました。
スカーリット首相は、「ドミニカは一つの中国の原則を順守し、完全統一の実現という中国の正義の事業を支持し、中国の内政に干渉するいかなる行動にも反対する。中国と戦略的な意思疎通を強め、国民の友情を深め、全面的な協力を強化し、全天候型の戦略的パートナーとして、両国関係をより高いレベルに引き上げていきたい。それと同時に、今後も引き続きカリブ諸国と中国との関係発展を促すために積極的に寄与していきたい」との姿勢を示しました。（提供/CRI）
