「フォルトゥナの首脳陣を喜ばせる」田中碧の市場価格高騰にドイツメディアが注目!「数か月で売却される可能性があるならば…」

フォルトゥナ・デュッセルドルフの日本代表MF田中碧の市場価値が高騰しているようだ。現地時間3月25日、ドイツメディア『Express』が伝えている。

デュッセルドルフで主軸を担う田中は、今季ここまで公式戦29試合に出場し、7ゴール・3アシストをマーク。リーグ戦は直近の4試合で2ゴール・2アシストと好調で、チームにとって替えの利かない存在となっている。

また日本代表としても、21日に行なわれた北中米ワールドカップ・アジア2次予選の北朝鮮戦(1-0)で決勝ゴールを奪った。

【動画】北朝鮮戦、田中碧の決勝ゴール!
同メディアは「フォルトゥナの選手の市場価値が急上昇している」と特集し、その一人に絶好調の田中をピックアップ。移籍情報サイト『Transfermarkt』のデータを基に、こう伝えている。

「以前は250万ユーロ(約4億1000万円)だったタナカの最新の市場価値は、フォルトゥナの関心を集めている。このMFの契約は2025年夏までとなっているが、クラブは彼をフリーで放出することを絶対に望んでいない。

もし、この日本人選手がこの数か月で売却される可能性があるならば、彼の最新の市場価値350万ユーロ(約5億7000万円)は、フォルトゥナの首脳陣を喜ばせることになるだろう」

ボルシアMGやシュツットガルトなど、複数のブンデス1部のクラブから関心が噂されている田中のステップアップは実現するのか。その去就に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社