ZEROBASEONE初の日本ファンコン、ボイプラ楽曲も披露し大盛り上がり!ソン・ハンビン「次は落ち葉がゆらゆらする頃にまた会いましょう!」

By TV LIFE

ZEROBASEONE 撮影:上山陽介 ©WAKEONE / LAPONE Entertainment

昨年7月に韓国でデビューし、今年3月20日に日本でもデビューしたばかりのグローバルボーイズグループ・ZEROBASEONE(ゼロベースワン)の日本での初のファンコンサート「2024 ZEROBASEONE FAN-CON IN JAPAN」が、3月23日(土)、24日(日)にKアリーナ横浜で開催された。24日(日)午後0時半開演の公演の模様をレポート。(写真は23日公演のもの)

ZEROBASEONE は、2023年に韓国で放送されたオーディション番組『BOYS PLANET』で選ばれたSUNG HAN BIN(ソン・ハンビン)、KIM JI WOONG(キム・ジウン)、ZHANG HAO(ジャン・ハオ)、SEOK MATTHEW(ソク・マシュー)、KIM TAE RAE(キム・テレ)、RICKY(リッキー)、KIM GYU VIN(キム・ギュビン)、PARK GUN WOOK(パク・ゴヌク)、HAN YU JIN(ハン・ユジン)による多国籍9人組グループ。

これまで「KCON JAPAN 2023」「2023 MAMA AWARDS」での来日はあったが、単独でのファンコンサートは今回が初めてとあって、会場が暗転すると今か今かと彼らを待つZEROSE(ゼロズ/ファン名)たちの期待の声が大きく鳴り響く。

白い幕に包まれたステージから3人のシルエットが現れると、3人ずつ華麗なダンスで魅せ、幕が開けると会場のボルテージも一気に高まる。

韓国のデビュー曲の日本語ver.「In Bloom(Japanese ver.)」でスタート。スクリーンにアップでメンバー一人一人の顔が映るたびに黄色い悲鳴が鳴り響いた。

続く「Take My Hand」では白いシャツとブラックスーツによって彼らのセクシーさがより引き立ち、短い丈のシャツを着たキム・ジウンの腹筋が見えるたびにZEROSEたちは大興奮。

一度退場しMCコーナーが始まると、手を振ったり、指ハートなどファンサービスをしながら再入場した9人。

ZEROBASEONE 撮影:上山陽介 ©WAKEONE / LAPONE Entertainment

キム・ギュビンが「日本のZEROSEに会えてとても幸せです。皆さんも幸せですか?」、キム・ジウンが「この瞬間を忘れられない思い出にしてあげます」、ソク・マシューが「会いたかったです! 盛り上がる準備いいですね?」、そしてハン・ユジンが「僕は春分の日に生まれた男なので、温かい時間をお届けします」というコメントのあとに、『BOYS PLANET』を通してハン・ユジンのキラーフレーズとなった「누나 사랑해요(お姉ちゃん、大好き)」も披露。

続けてジャン・ハオが「今日は一緒にいい思い出を作りましょう!」、ソン・ハンビンが「上の人も見えていますか? やっと会えましたね!」、そしてキム・テレが「最後の瞬間まで幸せな瞬間をお届けします」と話したあとに、『BOYS PLANET』内で披露し伝説のステージとも言われている「Man in love」の1フレーズを歌う場面も。

そしてリッキーが「すごく歓声いいですね。皆さんに負けないくらい僕も頑張ります!」、パク・ゴヌクが「皆さん準備はいいですね? これから全世界のさまざまな場所でコンサートできるように頑張ります」とそれぞれほとんど日本語で意気込みを語った。

MCの古家正亨から今の気持ちを聞かれ、ソン・ハンビンが「すごく緊張しますが、とても幸せです。(「2023 MAMA AWARDS」の)東京ドーム以来となる、ファンコンで会うことができて光栄です」、キム・ジウンが「今も本当に緊張しています。昨日も幸せでしたが、今もこうして幸せな時間を過ごせるということに本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と思いを伝えた。

パク・ゴヌクが「リッキーさんがすき焼きがほんとにほんとに好きです」と話すと、リッキーが「ほんとに大好き。今日朝8時に牛丼を2つ食べました」と明かす場面も。

MCのあとは、韓国の2ndミニアルバムのタイトル曲の日本語ver.「CRUSH(Japanese ver.)」へ。1曲目、2曲目では爽やかさ、セクシーさで魅了した彼らが今度は激しい歌とダンスでパワフルで強烈な一面を見せつけた。

メンバーがいったん舞台を降り、Kアリーナの大きなスクリーンに1人1人の映像が流れると、ライトブルーの爽やかなデニム衣装に着替えて再登場。グルービーなベースと軽快なドラムの楽曲「New Kidz on the Block」をキレのあるダンスとともに軽やかに歌い上げた。

歌い終わった彼らが水を飲む姿にも黄色い悲鳴が沸き起こっていて、キム・ジウンも「ZEROSEの皆さんの反応がすごくいいです。僕たちも力を頂いてステージができていると思います」と話した。

ZEROBASEONE 撮影:上山陽介 ©WAKEONE / LAPONE Entertainment

続くゲームコーナーでは抽選で3チームに分かれ、さまざまなミッションに挑戦していくことに。キム・ギュビン&ソン・ハンビン&ジャン・ハオは「ハートュービー(ハオとビン)」、キム・ジウン&キム・テレ&パク・ゴヌクは「エネルギー満タン」、ハン・ユジン&ソク・マシュー&リッキーは「Marry You(3人の名前の頭文字)」とそれぞれチーム名を決め、優勝商品であるバカンスチケットを手に入れるため、勝負を繰り広げた。

ZEROBASEONE 撮影:上山陽介 ©WAKEONE / LAPONE Entertainment

まず「ハートュービー」チームが、ランダムで流れる『BOYS PLANET』の楽曲を踊るというチャレンジでは「Hot Summer」が流れ、番組内で披露していたジャン・ハオをはじめ3人で完璧に踊りこなすと、ソン・ハンビンが「皆さん、寂しくないですか?」とあおり、9人全員でサビのセクシーな踊りを見せ、観客の歓声を誘った。

その後もさまざまなゲームに挑戦し、「今日は勝つのが簡単でした!」(ジャン・ハオ)と話す「ハートュービー」チームが優勝し、なぜかチームではないリッキーがQUEENの「WE ARE THE CHAMPIONS」を歌いお祝いを。

メンバーたちが一度退場すると、5曲目の「MELTING POINT」では客席から散らばって登場し、間近でZEROSEたちと交流を楽しんだ。続いてセンターステージに集合し、スタンドマイクを使いながらの「Kidz Zone」ではZEROSEと大合唱する場面も。

ZEROBASEONE 撮影:上山陽介 ©WAKEONE / LAPONE Entertainment

メインステージに戻ると、Official髭男dismの「I LOVE…」のカバーを披露。ソン・ハンビンは「特別に準備した『I LOVE…』、皆さんいかがでしたか? 歌の歌詞がZEROSEに会えた僕たちZEROBASEONEの気持ちのようだったので選曲しました」と選曲理由を明かした。

そしてソン・ハンビンが「寂しいですが、最後のステージを残すだけになりました」と話し、1人1人感想を述べていく。

ソク・マシュー「今日も毎日おいしいものを食べてしっかり寝てください。いつも愛しています。いいステージをこれからもお届けします」

ソク・マシュー 撮影:上山陽介 ©WAKEONE / LAPONE Entertainment

ハン・ユジン「今日は来てくださってありがとうございました。この続きは夢の中でまた会おうね?」

ハン・ユジン 撮影:上山陽介 ©WAKEONE / LAPONE Entertainment

ソン・ハンビン「ZEROSEの未来は僕が守ります。皆さんのおかげで一番ワクワクして美しい春の思い出を作ることができました。ありがとうございました」

ソン・ハンビン 撮影:上山陽介 ©WAKEONE / LAPONE Entertainment

パク・ゴヌク「この記憶が皆さんの心の中でいつまでも思い出に残るといいですね。これからも皆さんのそばで頑張ります」

パク・ゴヌク 撮影:上山陽介 ©WAKEONE / LAPONE Entertainment

ジャン・ハオ「応援してくれてありがとうございます。気をつけて帰ってください! 今日がもっともっと幸せになりますように」

ジャン・ハオ 撮影:上山陽介 ©WAKEONE / LAPONE Entertainment

キム・テレ「また会う日までみんな元気でいてください」

キム・テレ 撮影:上山陽介 ©WAKEONE / LAPONE Entertainment

キム・ジウン「僕たちが存在できる理由は皆さんがいるおかげです。どうやったら皆さんに恩返しできるのか考えています」

キム・ジウン 撮影:上山陽介 ©WAKEONE / LAPONE Entertainment

リッキー「すごく楽しい一日を過ごせてとても幸せでした。ありがとうございます」

リッキー 撮影:上山陽介 ©WAKEONE / LAPONE Entertainment

キム・ギュビン「皆さんの応援が本当に熱いです。僕たちも頑張ります!」

キム・ギュビン 撮影:上山陽介 ©WAKEONE / LAPONE Entertainment

本編最後の楽曲は発売されたばかりの日本デビューシングル「ゆらゆら –運命の花–」。この春の季節にぴったりの楽曲に合わせて、頭上からは蝶の形をした紙がゆらゆらと落ちる演出も。

アンコールではおそろいのTシャツに着替え、『BOYS PLANET』のシグナルソング「Here I Am」と「Jelly Pop」を披露。約1年前の番組での練習生の姿から、大きなアーティストへと成長した姿を確かに見せつけた。

最後に一人ずつZEROSEへメッセージを。

パク・ゴヌク「僕たちは皆さんと一緒にたくさん幸せな時間を作りました。本当に楽しかったです!」

リッキー「世界で一番大好き! 僕たちこれからも毎日毎日幸せに過ごせたらいいな」

キム・テレ「これからもかわいいテレになるので、よろしくお願いします!」

ソン・ハンビン「皆さん幸せな時間でしたか? ZEROSEの皆さんのおかげでいい思い出をたくさん作りました。ずっと一緒にいたいだよ。また会いましょう!」

ジャン・ハオ「今日は来てくれて本当にありがとうございます。大好きです!」

ハン・ユジン「ZEROSEの皆さん幸せですか? 世界で一番大好き」

ソク・マシュー「皆さんのおかげで僕たち日本デビューができました。本当にありがとうございます。僕たち今日も明日も一生一緒にいつもいい思い出を作っていけると思います。僕たちは一生ものです。約束!」

キム・ジウン「ZEROBASEONEがZEROSEの皆さんに幸せを作ってあげます。約束して」

キム・ギュビン「今日も明日も毎日大好きです」

ZEROBASEONE 撮影:上山陽介 ©WAKEONE / LAPONE Entertainment

そしてリーダーのソン・ハンビンが「これからたくさんのZEROSEに会うために一生懸命準備しているものがあります。今回は桜の花がゆらゆらしたので、次は落ち葉がゆらゆらする頃にまた会いましょう!」と今後の活動を期待させるコメントで会場を驚かせると、「韓国からスタートして世界のさまざまなZEROSEの皆さんに会いに行きます。そのときまで待ってくれますよね? また別の季節に再び会うことを願いながら最後のごあいさつをします」と話し、全員であいさつを。

最後に、これからのZEROBASEONEとZEROSEの希望を歌った楽曲「Our Season」を歌い上げ、日本での初めてのファンコンサートは幕を下ろした。

ZEROBASEONEとZEROSEは次会う約束をして、お互い笑顔で終えるファンコンサートとなった。

3月24日(日)昼公演セットリスト

M01.In Bloom(Japanese ver.)
M02.Take My Hand
M03.CRUSH(Japanese ver.)
M04.New Kidz on the Block

GAMEコーナー

M05.MELTING POINT
M06.Kidz Zone
M07.I LOVE…(Official髭男dismカバー)
M08.ゆらゆら –運命の花–
EN01.Here I Am
EN02.Jelly Pop
EN03.Our Season

ZEROBASEONE プロフィール

ZEROBASEONE_撮影:上山陽介 ©WAKEONE / LAPONE Entertainment

2023年に韓国で放送されたオーディション番組『BOYS PLANET』から誕生した第5世代のK-POPボーイズグループ。SUNG HAN BIN、KIM JI WOONG、ZHANG HAO、SEOK MATTHEW、KIM TAE RAE、RICKY、KIM GYU VIN、PARK GUN WOOK、HAN YU JINの多国籍9人で構成されており、グループ名はゼロ(0)から始まりワン(1)で誕生する9人のメンバーの「輝かしい始まり」という意味を持つ。昨年7月に韓国でリリースしたデビューアルバム「ZEROBASEONE The 1st Mini Album『YOUTH IN THE SHADE』」が200万枚以上を売り上げ、ダブルミリオンセラー達成という鮮烈なデビューを果たすと、続く11月にリリースした「ZEROBASEONE The 2nd Mini Album 『MELTING POINT』」は初週売上だけで213万枚を突破。デビューから2作連続ダブルミリオンセラーというK-POPアーティスト史上初の快挙を達成し、韓国のあらゆる授賞式で新人賞を総なめにしている。

公演情報

「2024 ZEROBASEONE FAN-CON IN JAPAN」

2024年3月23日(土)
開場17:00/開演18:30

2024年3月24日(日)
①開場11:00/開演12:30
➁開場17:30/開演19:00

会場:Kアリーナ横浜

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