同僚のスニーカー盗み自衛官が懲戒免職処分 宮城・陸上自衛隊多賀城駐屯地

宮城県の陸上自衛隊多賀城駐屯地に所属する20代男性自衛官が、大和駐屯地内で同僚隊員のスニーカーを盗んだとして懲戒免職処分となりました。

26日付で懲戒免職となったのは、陸上自衛隊多賀城駐屯地の第22即応機動連隊に所属する20代男性陸士長です。

陸上自衛隊によりますと陸士長は2022年1月、宮城県の陸上自衛隊大和駐屯地内の隊員たちが生活している隊舎で、同僚隊員のスニーカー約1万3000円相当を盗んだということです。

陸士長は2023年12月、上司に対し窃盗について自ら申し出たということで「むしゃくしゃした気持ちを発散するために盗んだ」「うそを通し続けることに嫌気がさした」などと話しているということです。

第22即応機動連隊の中本能久隊長は「今後このような事案を起こさないよう、服務指導・教育を徹底していく」とコメントしています。

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