エムバペ、フランス代表チームメートMFの“失言”にジョークで対応

写真:PSGのチームメートはもはや、エムバペの去就に興味なし? ©Getty Images

去就が注目されているパリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペが、フランス代表チームメートの“失言”にジョークで対応した。イギリス『デイリーメール』電子版が伝えている。

失言をしたチームメートとは、レアル・マドリードに所属するMFオーレリアン・チュアメニ。彼は3月24日に実施されたフランスのサッカーメディア『テレフット』のインタビューで「スペインのファンが毎日エムバペを見れば、彼がいかに優れた選手であるかを理解するだろう」と発言した。

エムバペは今シーズン終了後に契約満了でパリ・サンジェルマンを退団することを公表しており、レアル・マドリードに移籍することが濃厚と見られている。チュアメニの発言はエムバペのスペイン上陸が確定していること、そして、彼自身がレアル・マドリードでエムバペとチームメートになることを示唆するようなものだった。

これを受けて翌25日、エムバペは26日に行われるフランス代表 vs チリ代表の親善試合の前日記者会見に登壇。チュアメニの発言について問われると、次のように回答した。

「そうだね。僕は(UEFAチャンピオンズリーグのラウンド16で)レアル・ソシエダと対戦した。準々決勝ではバルセロナと対戦するし、その試合に勝利すれば、恐らく準決勝ではアトレティコ・マドリードと対戦する。だからスペインのファンは頻繁に僕のプレーを見てくれることになるだろう」

エムバペは記者会見の席上では移籍先について明言しなかったが、直近の『テレフット』のインタビューでは、UEFA EURO 2024の開幕前に新天地を明らかにすると語っている。

「人々はEURO 2024の前に僕の将来を知ることになるだろう。僕の将来は、クラブ内ではもはや大きな話題にはなっていない。そのことについて、もう誰も僕に聞いてくれないんだ。いずれにしても、落ち着いてEURO 2024に挑み、素晴らしいことを成し遂げる準備はできているよ」

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