駐中国大使、拘束邦人と面会 2度目、解放諦めぬ姿勢

金杉憲治駐中国大使

 【北京共同】金杉憲治駐中国大使は26日、中国当局がスパイ容疑で拘束したアステラス製薬の日本人男性社員と2度目の領事面会を行った。日本政府関係者が明らかにした。男性の拘束から今月20日で1年。中国当局は男性を起訴するかどうかの審査を始めたが、金杉氏は男性との面会を通じ、解放を諦めない姿勢を示した。

 男性の健康状態に大きな問題はないという。金杉氏は今年1月、着任後初めての領事面会を実施していた。

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