大谷翔平と妻・真美子さんの出会いの場が消滅…本誌が目撃していた「2年半前の逢瀬」

21年11月、二人にとって忘れられない出会いの場から出てきた大谷

《ジムではないんですが、練習しているときだったみたいですね。(中略)彼女曰く練習施設の中の廊下だって……。2週間ちょっとの間に3回、うち2回は会ったのを僕も覚えています(笑)》

雑誌『Number』のインタビューで妻・真美子さん(27)との馴れ初めを照れながら語っていた大谷翔平選手(29)。二人にとって忘れられない出会いの場となった「アシックススポーツコンプレックス東京ベイ」が15日に閉館した。すでにホームページも削除されている。

「同施設は、アシックスが運営する日本最大規模の低酸素環境下トレーニング施設として2019年、東京・豊洲にオープン。館内のトレーニングルーム、プール、スタジオのどれもが標高2,000~3,000m相当の高地と同じ低酸素に保たれた画期的な施設でした。トップアスリート専用と思われがちですが、実は月会費約2万円を払えば誰でも会員になれました」(大手ジムインストラクター)

当時アシックスと契約していた大谷はこの施設が大のお気に入りで、オフシーズンに帰国した際には同施設と自宅を往復する毎日を送っていた。そんなトレーニング漬けの日々の中で出会ったのが真美子さんだった。本誌は二人が同施設で会っていたと思われるシーンを目撃している。

2021年11月、同施設でトレーニングしていた大谷選手より一足先に真美子さんが出てきた。当時の記者にはまさか大谷選手の将来のフィアンセとは知る由もなかったが、帰り際に大谷に同行していた水原一平氏に挨拶をして帰っていったのが印象的だった。記者はその二日後にも真美子さんの姿を目撃した。

3月下旬、記者は久しぶりに同施設に足を運んだ。施設の入口には「営業終了のお知らせ」の看板が置かれ、静かに閉館していた。同施設の上層階には有名なホテルチェーンが入居している。立ち尽くす記者にホテル関係者が話しかけてきた。

「そちらのジムなくなっちゃったんですよ。大谷さんと奥さんですか? ええ、何度かお見かけしましたね(笑)」

施設は惜しくも閉館したが、大谷夫妻にとっては決して忘れられない思い出の場所として記憶の中に残り続けることだろう。

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