キャサリン妃、がん治療はチャールズ国王と同じ病院 手術後に国王が廊下を歩いてお見舞い

チャールズ国王とキャサリン妃の絆は、ともにがんの治療を受ける2人にとって「慰めであり、心強い」ものとなっているという。「いつも仲が良かった」という2人だが、最近の健康問題で、特に1月にロンドン・クリニックで治療を受けていた際に、距離がさらに縮まったようだ。

デイリー・テレグラフ紙によると、同クリニックで2人は同じフロアの、それぞれ隔離され警備員によって守られたエリアに滞在しており、がんが発見された時に前立腺肥大の治療を受けていた国王は、廊下を少し歩いて腹部の手術を受けた妃を見舞うことができたそうだ。

ある関係者は同紙に「ここ数週間でわかったことは、2人が同じ健康問題を体験していることで、絆が深まったということです」と話している。

またチャールズ国王と妻のカミラ王妃、キャサリン妃と夫のウィリアム皇太子の関係は、「純粋に温かく」、協力的であると言われており、国王は、自身の闘病のために公務から遠ざかっている間、息子に「ステップアップ」するよう圧力をかけることなく、妻と3人の子供たちの世話をする時間を与えることを切望しているという。

一方キャサリン妃は22日のビデオメッセージで、1月に受けた腹部の手術後にがんが発見され、予防のための化学療法を受けていることを公表、自身も国王も、そして夫ウィリアム皇太子と義母であるカミラ妃も、長年にわたってがんの慈善団体や患者、影響を受けた家族を支援してきており、「病気について率直に話したかった」と語っていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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