インド人はカレーを食べない!?

インド人はカレーを食べないというのはホントなのか?3月26日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、岐阜女子大学南アジア研究センター特別客員准教授の笠井亮平さんに本当のところを教えてもらった。
大竹「日本にインドカレーの店結構あるじゃないですか?あれはカレーですよね」
笠井「カレーって言葉ってわかりやすくて、インドには色んな煮込み料理であったり、炒め料理であったり、スパイスを使ったそれらを総称する言葉として外国の人が名付けたものなんです」
大竹「えっ」
笠井「ですのでインドに行ってカレーがあるのかと言うと、英語のメニューではあるところはあるんだけど、1つ1つに色んな料理の名前が付いているんですよね。日本でいうと日本料理が【だし】って名前で総称できるかっていうと、【だし】を使ってる料理はたくさんあるけれど、それぞれ色々あるじゃないですか。それに近いものなのかな~って僕は感じていますね」
小島慶子「なるほど。笠井さんはですね、在インド・パキスタンの日本大使館外務省専門調査員としてお務めになった経験があるので、現地を色々ご存じではあるということですよね」
笠井「大使館の仕事ってインド人とか色んな顧客さんと食事をしながら話をすることが凄く多いんですよね。インド人のお客さんと食事をする時は凄く気をつかうんですよね」
大竹「どうして?」
笠井「宗教が色々あるので宗教によって何を食べていいのか?何がダメなのか?さらに同じ宗教でも人によって内か外とか、お酒を飲むとか色々あるので…」

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