公示地価 千葉県内の平均価格 11年連続上昇

公示地価 千葉県内の平均価格 11年連続上昇

 国土交通省は3月26日、2024年1月1日時点の公示地価を発表しました。
 千葉県内の平均価格は14万8600円で、前の年より4.7%上がり、11年連続の上昇となりました。

 県内の土地1平方メートル当たりの平均価格は14万8600円で、前の年より1万円余り上がりました。

 平均変動率も前の年より4.7%上昇し、いずれも11年連続の上昇となりました。

 商業地がコロナ禍前の水準を超えるなど、新型コロナの5類移行に伴う経済活動の再開が上 昇の要因と見られています。

 地域別にみますと、市川市や浦安市など都市部の「東京圏」で約9割が上昇し、郡部の「地方圏」では、東京オリンピックのサーフィン競技会場となった一宮町などを除く8割近くが横ばいか下落となり、2極化しています。

 用途別で目立ったのは、商業地が浦安で、平均変動率は前の年の約3倍の14.5%でトップとなりました。

 浦安市内にある人気のテーマパークの影響と見られています。

 浦安は、住宅地の平均価格でもトップを維持し、35万8000円となっています。

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