救急医療の適正利用促進 24時間電話相談が可能に

とちぎテレビ

福田富一知事は3月26日に定例の会見を開き、救急医療の適正な受診を進めるため医療機関の診療時間外に、電話相談を開設し24時間対応すると発表しました。

「とちまる救急安心電話相談」は、医療機関が診療をしていない時間に急なけがや体調不良で救急医療を受診するか迷った際、看護師から助言を受けることができるサービスです。これまでの電話相談に比べ受付時間が延長され実質24時間の電話相談ができるようになったほか、電話を受けた看護師でも判断に迷う場合に、医師に電話をつなげるようにするなど体制を強化し、救急医療の適正な受診を促進していきます。

ほかにも3月26日は、栃木県の農業試験場でアジサイの新しい品種が3種類誕生したことも発表されました。

新しいアジサイは花を弾けるように次々と咲かせることから「ポップシリーズ」と名づけられ、すべて八重咲きでピンク色の装飾花に赤い縁どりがあるのが特徴です。小さな装飾花がキャンディのように見える「キャンディポップ」、大きな装飾花が星の形をしている「スターポップ」、ジュエリーを思わせる丸い形の「ジュエリーポップ」とそれぞれに特色があります。

アジサイは近年、母の日の贈り物として人気が高まっていて、そのニーズにあわせ、優しいピンク色になっています。

4月下旬からの販売に向け現在、県内の農家で栽培が進められています。栃木県によりますとアジサイの栽培面積が全国5位と推定されていて、県ではこれまでも4品種を開発しています。

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