突然路面が陥没、アウトリガーで固定作業中にクレーン倒れる 伐採作業中の2人けが 鳥取城跡

26日、鳥取県鳥取市の鳥取城跡で樹木の伐採作業を終え移動していたクレーン車が倒れ、男性作業員2人がけがをしました。

記者 安松裕一
「工事車両が倒れた事故現場です。ご覧のように車体が大きく傾き、溝にはまってしまっています」

事故があったのは鳥取市の鳥取城跡坂下御門跡(さかしたごもんあと)の近くで午前9時半ごろ「クレーンが倒れて作業員2人がけがをしました」と消防に通報がありました。

鳥取市によると現場では朝から70代と60代の男性作業員2人が、クレーン車を使い枯れた樹木の伐採作業を行っていましたが、車を移動する際に、突然路面が陥没。

左前のタイヤがはまり脱出作業をするため、車を固定するアウトリガーを設置している最中にクレーン車が滑り出してバランスが崩れ、このアウトリガーが2人に接触したということです。

2人は病院に搬送されけがの程度は不明ですが、意識ははっきりしていて命に別状はないということです。

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