『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』4日間限定で初の4K特別上映決定

『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』初の4K特別上映が、5月3日、4日、5日、6日の4日間限定で全国25劇場にて行われることが決定した。

1983年に旧三部作の完結編となる『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)』が公開されて以来、16年ぶりの新作として1999年に劇場公開された『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』。後に銀河を支配するシスの暗黒卿ダース・ベイダーが、辺境の惑星に住む貧しい少年アナキン・スカイウォーカーだった頃の物語だ。やがてアナキンの師匠となるオビ=ワン・ケノービや、アナキンがダークサイドに堕ちるきっかけの一つとなる最愛の妻パドメ・アミダラとの出会いなどが描かれ、『スター・ウォーズ』の歴史を語る上でも重要な一作となっている。

1999年の公開当時、ハリウッドスターの手形が刻まれていることで有名なグローマンズ・チャイニーズ・シアターには、公開の1カ月以上前からファンによる長蛇の列ができ、日本でも芸能人が150人以上集まる大規模なプレミア試写会が行われ、公開当日にはコスプレしたファンが映画館に殺到。『スター・ウォーズ』のキャラクターのボトルキャップ付きで発売されたペプシコーラは、発売元のサントリーが2500万本を準備していたものの生産が追い付かなくなるほどの人気になるなど、公開前から世界中で社会現象が巻き起こるほどの大盛り上がりを見せた。本作の現在(3月26日時点)までの興行収入は127億円を超え、全世界の興行収入は10.27億ドル(Box office mojo調べ。3月26日現在)を突破する大記録を打ち立てている。

公開25周年を記念して4K特別上映される期間は、シリーズの名台詞「May the Force be with you.(フォースと共にあらんことを。)」にちなみ、「スター・ウォーズの日」に制定された5月4日(May the 4th)が含まれている。

25周年記念オリジナル版ポスターでは、若かりし日のオビ=ワンがジェダイ・マスターの師匠クワイ=ガン・ジンとともにライトセーバーを構えてパドメを守る姿が描かれており、その背後には本作の最大の敵であるダース・モールの姿も。なお本ポスターが、入場者特典として鑑賞者に配布されることも決定した。

なお、チケット発売については後日発表される。
(文=リアルサウンド編集部)

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