大阪国際大学の学生が京都府南山城村での実践教育の場で飛躍―「学生とともにのばす京都プロジェクト共同事業」の成果報告会―

京都府知事 西脇様と共に

大阪国際大学(大阪府守口市、学長 宮本郁夫)の横山誠教授(経営学科)とスポーツビジネスコースの学生たちは京都府から補助金事業の交付を受けて活動していました。
今年度の成果報告会「ポスター発表部門」にて、学生たちは大学と南山城村役場との連携活動の成果を京都府の行政職員の方々、他大学の学生・教職員の方々へ発表しました(3/1)。

事業名:「学生とともにのばす京都プロジェクト共同事業費補助金」
※京都府補助金事業としては6年連続採択
テーマ:アフターコロナにおけるアウトドアツーリズムの可能性
出 席:教員 横山誠教授
学生 松原弘明さん、川幡丈貴さん、松本要さん
職員 地域協働センター

南山城村ウォーキングコース開発プロジェクト 効果検証までの道のり(京都府補助金事業)
https://www.oiu.ac.jp/re-news/archives/2024/01/261504.html

インタビューを受ける本学の学生たち
ウエルネスウォーキングコースのスタート地点に広がる美しい茶畑景観
学生によるコース整備
学生オリジナルのクイズラリーの設置
コース途中に休憩場所を設置

◆プロジェクト 学生リーダー松原弘明さんのコメント
「公の場で実践的な学びの成果発表」
私たちはゼミ活動のPBLとして、南山城村のアウトドアツーリズムの可能性を検証する活動を行いました。南山城村の森林ウォーキングコースを歩き、南山城村の食文化にふれることで地域活性化に繋がるのかということを、イベント開催(主催)を通じて参加者にアンケート調査を行いました。京都府の補助金の交付を受けて、コース内にベンチや休憩場所を設置するなど整備も行い、クイズラリーのプログラムを作成しました。先輩方の想いを継承しブラッシュアップを意識して取り組みました。
アンケート結果は南山城村の平沼村長様に直接報告させていただく機会をいただき、さらに、京都府の成果報告会でのポスター発表でも、私が一年間行った実践的な学びの成果を報告したことで、発表する力を身につけることができました。そして、早くから準備を行う事、報連相の重要性、仲間との連携の大切さ等を学びました。
南山城村でのPBLを通して、自然を活用したイベントを企画から実施、評価まで経験させていただき、実践的な学びを通して成長を実感することができました。

◆プロジェクトメンバー 松本要さんのコメント
「実践的な学び、感銘、そして、次年度に向けて決意を新たに」
京都府区の成果報告会に参加させていただきました。まずこの貴重な報告会に立ち会えて、いろいろ勉強になったというのが率直な感想です。先輩方が築いてきた南山城村の活動の1年間の成果を近くで見ることができて刺激を受けました。また、他大学の発表や展示品なども観て、別の観点でのレベルの高い活動や京都のまちづくりの発展に貢献している活動などが多々あり、学ぶことが沢山ありました。他にも同年代の学生がホール会場で大人数の中、堂々と成果報告する姿にも刺激を受けました。先輩方の活動も、他大学の学生の活動にも学ぶことがたくさんあり、色々と感銘を受けました。
今年度はプロジェクトメンバーとして何度か先輩方の活動に参加しましたが、南山城村の発展や課題への取り組みは、次年度から私たちが先頭に立って引き続き、このプロジェクトをより良い活動にして行きたいと決意を新たにしました。

◆指導教員 横山誠教授のコメント
「実践教育の場・公の報告の場で学生が成長、次年度への飛躍を期待」
2018年からスタートした南山城村でのウォーキングコース開発PJは今年度で終了となります。南山城村の資源を活用し観光促進や地域活性化、アウトドアツーリズムの可能性などを視野に入れ、これまで多くの学生や教職員、地元の方々の協力のもと森林ウォーキングコースが完成し、マップやクリズラリ―なども完成しました。
今年度は、これまでの一連の活動に対する効果を検証するため、子どもからシニア、ファミリー、企業の方々、障がいの方を含む団体等、様々な対象者にウエルネスウォーキングのイベントを開催してアンケートを実施しました。その結果や本PJに関する卒論内容を学生達が直接平沼村長様にご報告する機会をいただき、緊張しながらでも自分達の活動や成果を自分たちの言葉でしっかりと伝えるという大変貴重な経験をさせていただきました。平沼村長様からの激励のお言葉は学生達の心に響きました。
また、京都府の補助金に対する成果報告会では、本学だけでなく33チームものPJの成果が報告され、学生同士交流する場が設けられていました。昨年度よりこうした形式での報告会となり、学生同士だけでなく他大学の教員や京都府の行政職員からも多くのご質問・助言をいただき、改めて自分たちの活動を振り返る貴重な機会でした。
コロナ禍を経てのウォーキングコース開発PJは一旦終了となりますが、次年度はまた新たな学生達が南山城村の課題解決に向けた取り組みを計画、提案します。イベントの企画や運営だけでなく、評価や報告、学内外の方々と連携して進めるプロセス等、なかなか経験することがない貴重な実践教育の場で学生達は着実に成長を遂げていきます。

YouTube:プロジェクトメンバー 野村泰雅さん制作
前半:ウエルネスウォーキング 後半:学生目線のブログ(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=2f3NjZXCGC0

【本件に関するお問い合わせ】
大阪国際大学・大阪国際大学短期大学部 地域協働センター
https://www.oiu.ac.jp/
住所: 大阪府守口市藤田町6-21-57
TEL: 06-6902-0617(直)
FAX: 06-6902-0619
Mail: collabo@oiu.jp

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