強制チート付与ハッキングで中断していた『Apex Legends』のeSports北米大会、オフライン&無配信で続きを極秘開催

EA / Respawn

延期されていた、人気ゲーム『Apex Legends』の公式世界大会「ALGS」の北米大会決勝戦が、先ほど開催され全試合を終了しました。この結果、プレーオフに出場する全12チームが決定しています。

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ALGS(Apex Legends Grobal Series)の北米大会決勝戦は、当初は3月18日に開催されましたが、試合中に著名選手2人にハッキング被害が発生、公正なゲーム進行ができなくなったため、その時点で中断され、延期が発表されていました。

その後大会運営側からは延期した試合をいつ行うのかといった詳しい情報がなく、一方ではゲームバランスを調整するアップデートの配信時期が迫っていました。

キャラクターごとに異なるスキル特性や強さなどを変更する調整は、eSports大会における戦略に大きく影響します。そのため、中断した北米大会決勝戦の残りの試合は、調整よりも前に行う必要がありました。

ただ、いつもと同じようにオンライン形式で、また各選手や大会側が試合をおおっぴらに配信してしまうと、先日と同じようにハッキングを試みる者が現れないとも限りません。そのため、今回はオフライン、つまりひとつの会場に全選手が集合し、インターネットから切り離されたローカル環境内で試合を再開。北米大会の終了を優先したと考えられます。

なお、熱狂的なApex Legendsファンは、ALGS北米大会出場選手が誰もTwitchなどで配信をしなくなったことに気づき、中断された大会が無配信で行われているのではないかと察知していたようです。

試合の結果、ランキングの上位12位までのチームが今後ロサンゼルスでオフライン開催されるALGS Sprit 1プレーオフへと駒を進めることになりました。以下はその12チームです。

DarkZero、Moist Esports、TSM、Legacy (旧Luminosity Gaming)、Disguized、Elev8Gaming、Spacestation Gaming、Luminosity Gaming、Complexity、Furia、Cloud9、Oxygen Esports

ちなみに、配信がなかったことを残念に思うApex Legendsファンは多いかもしれませんが、ImperialHal選手は今回の無配信試合が録画されており、大会公式のメイン配信チャンネルで放送されるとX(Twitter)で明らかにしています。

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