ハマス戦闘員300人拘束 イスラエル軍、ガザ南部

イスラエル軍による攻撃やガザ地区の封鎖で栄養失調に苦しむ三つ子=25日、中部デールバラハ(ゲッティ=共同)

 【エルサレム共同】イスラエル軍は25日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスで約10日間にわたる作戦を実行し、イスラム組織ハマスの戦闘員約300人を拘束したと主張した。多くの戦闘員を殺害したとしている。軍は北部ガザ市にある地区最大のシファ病院でも攻撃を継続し、ハマスへの圧力を強めている。

 18日に始まったシファ病院への攻撃で、軍は戦闘員170人を殺害したと主張。病院敷地内の複数の建物で作戦を続け、医療機器などに隠された多くの武器を押収したという。ハンユニスの作戦でも、大量の兵器を発見したとしている。

 ガザ保健当局によると、昨年10月の戦闘開始以来、ガザ側の死者は3万2333人。

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