新人も参加 大神神社で神楽舞の稽古

桜井市にある大神神社で巫女たちが神楽舞の稽古に臨んでいます。

大神神社では毎年春と夏に、東京にある神社音楽協会から講師を招いて神楽舞の本格的な稽古を行っています。特に春は、神社に入ったばかりの巫女の見習いにとって最初の仕事です。2023年は7人が採用され、26日の稽古には先輩も含めて20人が参加。神楽舞の基本となる「浦安の舞」を中心に指導を受けました。参加者は基本の姿勢や檜扇の持ち方、神楽鈴の扱い方などの細かな動きや角度、そして神前での心構えまでを教わりました。

新人は―

「巫女だけで練習するより、場面や空気感が全然違うのですごく緊張しています。何でもそつなくこなせるような、舞もきれいに舞えるような巫女になりたい。」

稽古は27日まで行われ、新人たちは今後、秋の祭りなどで一人前の巫女として神楽舞を奉納することになります。

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