今秋放送決定『アオのハコ』アニメ化キャスト集合 千夏先輩役の上田麗奈「あざとくならないように」演じる工夫を披露

TVアニメ化が決定している「週刊少年ジャンプ」(集英社)連載の『アオのハコ』について、最新情報が発表され、2024年10月より毎週木曜よる11時56分からTBS系28局全国同時放送開始となることがわかった。アニメイベント「AnimeJapan 2024」内で行われた本作のスペシャルステージイベントにて発表された。

【画像】サプライズもありメインキャストが集結!イベントフォト(全6枚)

ステージには千葉翔也さん(猪股大喜役)、上田麗奈さん(鹿野千夏役)、鬼頭明里さん(蝶野雛役)に加えて、本ステージで追加キャストとして発表された小林千晃さん(笠原匡役)、内田雄馬さん(針生健吾役)もサプライズ登壇。キャラクターの魅力にまつわるトークコーナーや企画コーナーを通じて作品の紹介が行われた。

キャスト直伝、メインキャラの魅力を紹介

ステージでは、本作に登場するメインキャラクターについて、演じるキャスト陣からその魅力やポイントを紹介していった。まずは、栄明高校に通う高校1年生、男子バドミントン部に所属する主人公の猪股大喜について。演じる千葉さんは「年相応に悩むことがあるが、悩み方がとても爽やか。ネガティブさがあまり感じられません。自分の力でどうにかしようというパワーがあるので、演じながら、自分も力をもらっているように感じます。」とキャラクターの魅力を紹介。

続いて、栄明高校に通う高校2年生、女子バスケットボール部の次期エースで、校内外で人気の鹿野千夏について、上田さんは「彼女本人は人気には無頓着。バスケに一途で真っすぐなところが素敵です。本人は可愛さを自覚してないので、あざとくならないように意識しています。」と演じる際のポイントを伝える。続けて、ほんのわずかな言葉のニュアンスも、千夏のイメージから外れないように繊細に表現しており、スタッフと一緒に丁寧に作り上げているキャラクターだと明かした。

また、栄明高校に通う高校1年生で、新体操部の期待の星として活躍する蝶野雛を演じる鬼頭さんは、「こんな女友達が欲しかった!が詰まっているキャラクター。フランクでいつも明るく、少しだけおちょくった感じが男子は嬉しいのかなと思います。動きもとても可愛いので、そこにも注目してほしい。」と魅力を伝えた。

ここで最新映像を収録したティザーPV第2弾が初お披露目となり、このPVで追加キャストも解禁。小林千晃さん(笠原匡役)と、内田雄馬さん(針生健吾役)がサプライズで姿を現すと、会場から黄色い声や大歓声、そして盛大な拍手が沸き起こった。

追加キャストがサプライズ出演…千夏と雛どっちが好きかを大公開

キャスト陣に、上映されたばかりのPV映像の感想を伺うと、「表情が繊細に描かれていて素敵!」「キラキラしている!」「スポーツシーンもしっかりと描かれている!」など、畳み掛けるように感想が舞い込む。また、小林さんは「光の使い方が綺麗で、目を奪われる映像だと思いました。」、内田さんは「音でこの世界観を構成していたのが印象的です。セリフも含めて、生々しく、リアリティを持って作っているような印象があります。」と、音や光が加わり、さらに魅力的に広がる作品の映像についての感想を語った。

ステージではこのほか、“千夏と雛、どちらが好みか?”との難題も飛び出し、魅力的な2人のヒロインについて、頭を悩ませて即答できずに困る千葉さんの姿に、会場から笑いがこぼれた。

そして、小林さんと内田さんにも、それぞれが演じるキャラクターのポイントについて聞かれると、大喜と同じバドミントン部に所属する笠原匡について、演じる小林さんは「損得勘定なく、大喜を応援する理解者。学生時代にこんな友達がいたら素敵だなと思いました。ちょっとツンデレなところも魅力だと思います。」と語ると、千葉さんも「大喜にまっすぐに言葉を言ってくれる貴重な存在。」だとコメント。

また、男子バドミントン部のエースで、全国クラスの実力を持つ針生健吾について、内田さんは「非常にマイペース。独特の間を持っているキャラクターです。バドミントンのことになると、とても厳しい一面がある。興味のあるものに真っ直ぐで、自分の好きな事との距離のとり方が上手いなと思います。」と答えると、千葉さんは、「学生の頃は、先輩は無条件に大人に見えると思うのですが、そんな中で、たまに感じられる自分たちと変わらないような幼さを内田さんは魅力的に演じられている。」と演技面での魅力を語った。

個性あふれるキャラクターや、期待感に満ちたアニメーション映像の上映など、多くのファンを魅了したステージは、キャスト陣からのメッセージで幕を閉じた。

『アオのハコ』作品情報

「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて好評連載中の三浦糀による大人気マンガ『アオのハコ』。
等身大のキャラクター達がそれぞれの想いを胸に部活に打ち込むひたむきな姿と、“誰かを好きになった時”の心の機微を繊細に描いた本作は、2021年4月の連載開始から多くの読者を魅了している。
そんな、青さが胸を衝く青春部活ラブストーリーがついにTVアニメ化!

原作:三浦糀(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム

猪股大喜:千葉翔也
鹿野千夏:上田麗奈
蝶野雛 :鬼頭明里 ほか

🄫三浦糀/集英社・「アオのハコ」製作委員会

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