50年ぶりの「琴桜」襲名に覚悟 大関琴ノ若、夏場所から

大関琴ノ若

 大相撲夏場所(5月12日初日・両国国技館)から祖父で元横綱の琴桜のしこ名を襲名することが決まった大関琴ノ若が26日、共同通信の取材に応じ「偉大な名前に負けないように、しっかりと自分のものにできるようにやっていかないといけない」と覚悟を示した。

 父で師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)によると、既に改名届は日本相撲協会に提出。4月30日の夏場所番付発表から改名する。「琴桜」のしこ名は1974年名古屋場所以来、50年ぶりの復活となる。

 大関昇進と同時に襲名する予定だったが、春場所は10勝5敗。「誰にも負けたくない気持ちで土俵に上がっている。そこはこれからも変わらない」と話した。

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