立教大男子駅伝監督に高林氏 不適切交際で前監督解任

 立大は26日、陸上部男子駅伝監督に、トヨタ自動車からの出向で高林祐介氏(36)が就任すると発表した。4月1日付。

 立大は女性部員との不適切な交際が報じられた前監督の上野裕一郎氏を昨年10月に解任。代行は置かずに今年1月の東京箱根間往復大学駅伝に出場し、総合14位だった。

 三重県出身の高林氏は駒大時代に出雲、全日本、箱根の学生三大駅伝で計7度の区間賞を獲得。トヨタ自動車入社後も駅伝などで活躍して2016年に現役を引退し、22年からトヨタ自動車からの出向で駒大のコーチを務めていた。立大を通じ「社会に貢献できる人材を育成することが使命」などとコメントした。

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