【経験談】失敗したと落ち込まないで!使わないものを残し続けて分かったこと3つ

40代で妊娠、出産。1LDK賃貸に夫と息子(3歳)の3人家族。ぐうたら干物暮らしを目指す、ずぼら整理収納アドバイザーのサンキュ!STYLEライターおかさんです。

汚部屋から整理収納アドバイザーになった私ですが、ものを増やすスキル、捨てられないスキルはいまだ健在です。
過去に、私が「いつか使うかも」と思いながら残し続けたことで分かった3つのことをご紹介します。

1.ストレスだった

使わないものを残し続けることは心にストレスを与え続けます。我が家は1LDK賃貸なため、いくら収納を工夫してもスペースに限りがあります。本当に必要なものをしまうたびに「邪魔だなぁ」と気持ちが引っかかったり、「片づけが面倒だなぁ」とイライラしたりして、本来なら負わなくていいストレスを持ち続けていたのです。

ただでさえ、家事や育児、仕事に追われながらストレスを抱えつつも、1人でデザートを食べたり、ゆっくりお風呂に入ったりするなどしてストレスを消化する日々。それなのに、使わないものを持ち続けてストレスを増やすことは不健全だと気づいたのです。

2.楽しめなかった

私は、ときどきものが増えたと感じたら普段より時間をかけて片づけをします。整理するなかで、使わないものは使いきってから捨てればいいと思い、ものを集めて手に取れる場所に置いておくのですが、なぜかまるきり使わない状態が続くことがあるのです。

固形状のメイク落とし、穴も空いてない靴下。
どれも欠陥はないのに使うのに腰があがらず、それでも「えいや!」で使ってみて分かりました。

私自身がものを使って楽しめなかったのです。
私にとって固形状のメイク落としは手間が面倒だったり、穴の空いていない靴下は丈が短くて足首が冷えたりするなど、使わないのにはそれなりの理由があったのです。使わないものを集めて「なぜ?」と考えて、ようやく気づかされたのでした。

3.捨てるときに後悔した

使わないものを残し続けても収納の邪魔になり、使っても楽しめないのなら捨てるしかありません。ものを捨てるとスッキリしますが、使いきれずに捨てるもったいなさや、私なら使いきれると思い込んだ判断をミスした恥ずかしさ。ただお金を消費しただけの悔しさなど、ものを使いきっていれば起こらないはずのネガティブな感情を抱き、後悔しました。

また、使わないものを残し続けることで捨てることが厄介になることもありました。食べ物なら腐敗してカビや悪臭が発生する、服なら害虫が発生するなど家の環境や住む人の健康にも悪影響を及ぼします。使わないものを残し続けることは、精神的にも家の環境にも負担がかかると実感したのです。

ものをどうしても残すなら期限を決めよう

使わないものを残し続けることは、暮らしや私の気持ちに対してデメリットでした。とは言え、私は明日から使わないものを潔く捨てられるほど器用ではありません。
そこで、ものを残し続けることで分かったデメリットを覚えつつ、ものを残すなら1カ月や半年と期限を設けるようにしたのです。おかげで使わないものを長期間残し続けることはほとんどなくなりました。

期限までに使わないものを「使わないのに残すのはなぜ?」「本当に必要なの?」と見直すだけでも、少しずつ家の中からいらないものが減っていくはずですよ。

記事を書いたのは・・・おかさん
元・超汚部屋の整理収納アドバイザー2級認定講師。高齢出産のぐうたら干物主婦と3歳の子ども、夫の3人暮らし。在宅ワークで広告制作、家事・育児に奮闘中。オシャレじゃないし雑だけど、家族が暮らしやすい環境を目指しています。

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