<上京あるある?>念願だった都会での就職♡ でも同僚に「あなたって、、、」→ "思わぬ指摘"をされ?

第一印象って大切ですよね。「少しでもいい印象を持ってもらいたい」と思うのは当然ですが、あまりにも自分を作りすぎてしまうと、困ったことにもなるようです。今回は友人がかつて経験した苦い思い出を聞かせてくれました。

念願の上京!

私は東京から遠く離れた場所に生まれ、大学までずっと地元で過ごしてきました。
そのせいか、子どものころから都会に対する憧れが強く、「いつか地元を出て都会で暮らしたい」と思い続けてきました。

その甲斐あってか、就職先は東京に決定! ついに念願の上京を果たします。

憧れの東京で洗練された大人になるんだ、オシャレな友達もたくさんできるはず♡
そう思っていた私ですが、現実は甘くありませんでした。

10数人いる同期入社の中で、なぜか自分だけが浮いてしまっているようなのです。
みんなは親しげに話しているのに、自分だけが受け入れてもらっていないような……。

思い切って聞いてみると……

悩みに悩んで、私は比較的話しやすい隣の席の同期に聞いてみました。

すると同期は「こんなこと言っていいのか分からないけど……」と前置きした上で、「あなたって、正直なんだか壁を作っているように感じてしまうんだよね。同期なのに話し方もずっと他人行儀だし」と教えてくれたのです。

裏目に出ていたこととは

実は、私は地方出身ということを隠したいあまり、がんばって標準語の敬語で会話していました。

その標準語は自分で思っているよりも随分ぎこちなかったようです。
あまりにもかしこまった話し方だったので、同期のみんなに近付きがたい印象を与えてしまっていたのでした……。

自分を偽るのはやめよう!

そこで、私は包み隠さず正直に事情を話しました。
するとその同期は爆笑!

「方言ってかわいいじゃん! 別に隠さなくてもいいと思うよ」と言ってくれたのです。

同期のアドバイスどおり、無理して標準語を使わず方言まじりで話すようにすると、ほかのみんなもホッとしたのか、親しく接してくれるようになりました。

良かれと思ってしていたことが、まさか人と仲よくなることを邪魔していたなんて……。
上辺だけ飾ったり自分を偽ったりせずに自然な姿で接したほうが、相手も安心してくれるんだということを実感した出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの

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