架空の業者装いコロナ給付金だまし取る 詐欺容疑で男2人を再逮捕 鹿児島県警

 新型コロナウイルスの持続化給付金をだましとったとして鹿児島県警捜査2課と鹿児島西署など4署は26日、詐欺の疑いで霧島市国分中央5丁目、会社員の男(45)と大阪市中央区北久宝寺町1丁目、飲食店従業員の男(30)を再逮捕した。

 2人の再逮捕容疑は共謀し、2020年6月と7月、売り上げが50%以上減った月がある県内の架空のIT関連業者を装い、それぞれ飲食店従業員の男と鹿児島市の解体作業員の男性(24)名義で虚偽の確定申告書などを添付して中小企業庁に給付金を電子申請。口座に現金100万円ずつ振り込ませた疑い。

 捜査2課によると、会社員の男は23年8月~24年3月までに今回を含め計8回逮捕され、被害額は計1000万円に上る。2人の認否は「捜査に支障がある」として明らかにしていない。

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