ユーロ2024組織委員長ラームの考える優勝候補は? 「単純に才能がある40人ものプレーヤーがいる」

ラーム氏がユーロ2024を展望[写真:Getty Images]

ユーロ2024組織委員長のフィリップ・ラーム氏は、フランス代表を同大会の優勝候補と考えているようだ。

現役時代にバイエルンとドイツ代表で活躍した名DFは、自国開催のユーロ2024組織委員会で会長を務め、開幕まで3カ月を切った同大会への準備を進めている。

そのラーム氏は、フランス『AFP通信』で大会の展望を尋ねられると、開催国ドイツや前大会王者イタリア、UEFAネーションズリーグ王者スペイン、新体制11連勝中のポルトガルといった強豪ではなく、レ・ブルーを優勝候補として挙げた。

「フランスは単純に才能がある40人ものプレーヤーがいる」

「彼らは非常にバランスの取れたグループを擁しており、通常であれば最初からプレーする正当性を持っているプレーヤーをベンチから投入し、簡単に変更を加えることができる。しかし、決定的なのはピッチ上でチームとしてあるということだ」

また、優勝争いについても「タイトルは、近年常に優勝し続けている優勝候補の国々が獲得するとほぼ確信している」と、フランスを含む優勝候補が順当に大会を制することになるとの見解を示した。

その一方で、「例えばアイスランドがユーロ2016で達成したように、小国がサポーターの励ましを受けてトーナメントで十分な成績を収めるようなサプライズチームの存在も望んでいる」と、大会組織委員長として大会を盛り上げるアウトサイダーの台頭を期待している。

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