[アテネ 26日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁は26日、インフレが予想通りに推移すれば6月に利下げを行うとのコンセンサスがECB内で形成されつつあると述べた。
ギリシャの金融ウェブサイトとのインタビューで、ECBの予測が確認されれば、6月に利下げを行うというコンセンサスが得られているようだと指摘。さらに、インフレが引き続き低下する限り、今年4回の利下げは「妥当」とした。
また「欧州のインフレの原因は米国とは異なる」ため、ECBは米連邦準備理事会(FRB)の利下げを待つ理由はないとした。