米CB消費者信頼感、3月は104.7と横ばい インフレ期待は上昇

[ワシントン 26日 ロイター] - コンファレンス・ボード(CB)が26日発表した3月の米消費者信頼感指数は104.7と、2月の104.8(前回発表の106.7から下方改定)からほぼ横ばいとなった。リセッション(景気後退)懸念は和らいでいるものの、11月の米大統領選挙を控えた国内政治環境への不安が高まったという。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は107.0だった。

CBのチーフエコノミスト、ダナ・ピーターソン氏は「リセッション懸念は引き続き低下傾向にあるが、消費者は過去数カ月に比べ米国の政治環境についてより多くの懸念を表明した」と述べた。

消費者のインフレ期待は2月の5.2%から5.3%に上昇した。

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