【マレーシア】10~12月国内旅行者、16%増の5430万人[観光]

マレーシア統計局が26日発表した国内旅行動向調査によると、2023年第4四半期(10~12月)の国内旅行者数は前年同期比16.1%増の延べ5,430万人だった。前期比では1.6%増加。新型コロナウイルス流行前の19年10~12月を9%下回った。

国内旅行者による23年10~12月の支出額は、前年同期比29.5%増の238億リンギ(約7,630億円)だった。前期比では18.5%増加。19年10~12月との比較では8.9%少なかった。

23年10~12月のホテルおよびその他の宿泊施設の稼働率をランク別に見ると、五つ星は前年同期比2.1%、四つ星は0.7%それぞれ上昇。三つ星は14.8%上昇し、伸びが最大となった。一方、二つ星以下は5.8%低下した。前期比では、五つ星が2%、四つ星が0.7%上昇。三つ星は0.1%、二つ星以下は5.8%低下した。

ホテルおよびその他の宿泊施設の稼働率を立地別に見ると、都市部は前年同期比2.6%、丘陵地は2.2%上昇。一方、ビーチは2.9%低下した。前期比では、都市部が2.9%、丘陵地が0.2%上昇。ビーチは5.9%低下した。

国内線の利用者数は、前年同期比1.7%増加。前期比では9.2%減少した。

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