【台湾】アイカラジャパン、中華電信から31億円調達[IT]

人工知能(AI)を用いたインフルエンサーマーケティングサービスを提供する愛カ拉互動媒体(カ=上の下にト、iKalaインタラクティブメディア)の日本法人、iKala Japan(アイカラジャパン、東京都渋谷区)は26日、台湾通信最大手の中華電信をリードインベスターとする2,080万米ドル(約31億円)の資金調達を完了したと発表した。

アイカラジャパンと中華電信はクラウドとAIの分野で提携する。具体的には、企業固有の大規模言語モデル(LLM)の共同トレーニングを行い、両社のAI学習に役立て、業務効率の向上につなげる計画という。

中華電信は、今回の投資を通じて、AI技術に関する交流を深めながら運営効率を向上し、業務提携をより強固なものにするとコメント。これにより海外市場での事業領域の拡大を加速させる考えを示した。

アイカラジャパンは、今回獲得した資金をAI開発に利用すると説明。企業のAIトランスフォーメーションのニーズに応えることで、日本と東南アジアの市場を拡張し、アジア最大の「AIトランスフォーメーション・ソリューション・サプライヤー」を目指すと意気込んだ。

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