ネイマール自慢の約20億円メルセデス製ヘリコプター運航停止。しかし…純資産は実に約500億円

パリSG時代に使用、現在はブラジルで保管。

サウジアラビア1部アル・ヒラルに所属するブラジル代表FWネイマール(Neymar)の保有する約20億円(約1000万ポンド)する自慢のメルセデス製の特注ヘリコプターが、ブラジル当局から運航停止の命令を受けているという。イギリスメディア『サン』などが3月25日に報じた。

同メディアによると、 スーパースター保有のヘリコプターの耐空証明書の発行期間が切れたためという。3年ごとの更新が必要とのことで(日本では1年)、ネイマールの機材は更新されるまで、飛行できなくなった。

このヘリコプターは現在、ブラジルに保管されている。ブラジル代表のエースがパリ・サンジェルマンに在籍していた間は、パリで使用されていた。

内部の10席ある革製のシートにはバットマンのマークが入り、機体にはネイマールのイニシャルロゴがデザインされるなど、独自のカスタマイズが施されている。重量は3.7トン、ターボシャフトエンジン2機を搭載し、夜間の自動運転も可能なメルセデス製だ。価格は約20億円で、2019年にネイマールが運営する法人が購入している。

ネイマールはこれまで12人乗りのセスナ機2台、他にもヘリコプター2台を保有していたことがある。

同メディアによると、ネイマールの純資産は実に約477億円(約2億5000万ポンド)に及ぶということだ。この唯一無二のヘリコプターも、しっかりメンテナンスすれば、さらに付加価値が上がるか――。

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ネイマールは前十字靭帯損傷により、昨年10月から戦線離脱している。所属するアル・ヒラルはAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)、アラブ首長国連邦(UAE)1部アル・アインFCとの準決勝に進出。勝てば、J1リーグの横浜F・マリノスか蔚山現代の勝者と5月のホーム&アウェーのファイナルで対戦する。ネイマールの復帰時期は来季開幕の6月を予定している。

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