神奈川県藤沢市の鈴木恒夫市長は26日までに、新たな副市長に中山良平総務部長(60)と川﨑隆之都市整備部長(60)を起用する人事案を固めた。現在の和田章義、宮治正志両副市長は退任する。人事案は27日の市議会2月定例会本会議に提出する見通し。任期は4月1日から4年。鈴木市長は新たな布陣で4期目の市政運営に臨む。
中山氏は財務部参事兼財政課長、経済部長を経て2022年4月に総務部長に就任した。経済部長時代は観光地や海水浴場での新型コロナ対策や観光事業者支援などに取り組んだ。
川﨑氏は技術職で藤沢駅周辺地区整備担当参事などを歴任。20年4月に都市整備部長に就任し、同駅や村岡新駅周辺地区など「六つの都市拠点形成」の推進などを担ってきた。