商業・住宅地とも3年連続上昇 愛知県 人流回復など後押し 再開発への期待も

昨年に引き続き、商業地の最高価格地点になった「ミッドランドスクエア」(名古屋市中村区名駅)

 愛知県の地価は、平均変動率が商業地で4.2%(昨年は3.4%)、住宅地で2.8%(同2.3%)となった。商業地、住宅地ともに3年連続で上昇した。商業地は都市部を中心に人流回復を受けて店舗需要の回復傾向が続いたほか、オフィス需要も底堅く推移したことから、地価が回復した。また、再開発事業などが進展している地域では、利便性やにぎわいの向上への期待感などで、地価が上昇した。

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