「全国民が望んだ」「完璧な和解」タイに3発快勝の韓国、イ・ガンインのアシスト→ソン・フンミンの鮮烈弾→衝突した2人の“抱擁”に母国メディアが狂喜!「正しい贖罪をした」

3月26日に開催された北中米ワールドカップ・アジア2次予選の第4節で、韓国代表はタイ代表と敵地で対戦。21日のホームゲームではまさかの1-1ドローに終わっていたなか、3-0で快勝を収め、3勝1分けとした。

この一戦で待望の瞬間が訪れたのが、1点リードで迎えた54分だ。イ・ガンインのパスを受けたキャプテンのソン・フンミンがボックス内の左から仕掛けて、鮮やかにネットを揺らしてみせた。

イ・ガンインとソン・フンミンといえば、ベスト4敗退に終わった先のアジアカップで、完敗したヨルダン戦の前日に食事時間中の卓球を巡って衝突。大会後にこの騒動が明るみに出ると、主将の注意に反発したイ・ガンインが猛烈な批判を浴び、ソン・フンミンが住むロンドンまで出向いて謝罪をする事態に追い込まれた。

懲罰での招集見送り論も根強かった中、「寄り添うべき」というソン・フンミンの意向もあって選出されたイ・ガンインのパスをエースが決める――。その後に抱き合った2人の姿に韓国メディアは狂喜している。

【動画】イ・ガンインのアシストからソン・フンミンが鮮烈弾→和解の抱擁
『InterFootball』は「みんなこの瞬間を待っていたよね?2人でゴールを創出したソン・フンミンとイ・ガンインが抱擁」「全国民が望んだ2人の連係が爆発した」と報じた。

また、『STOO.com』は「イ・ガンインがソン・フンミンと熱い抱擁。正しい贖罪をした」と報道。『スポーツ朝鮮』は「完璧な和解の合作弾だ」と伝えている。

雨降って地固まる。“卓球騒動”はこれで本当に終息したと言えるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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