部下の体をつねる、退職届作成の強要…市職員がパワハラ 福井県越前市、課長級2人を懲戒処分

福井県越前市役所

 福井県越前市は3月26日、部下の職員にパワーハラスメントをしたとして、ともに50代の課長級職員2人を減給の懲戒処分とした。飲食代負担の強要、体をつねるなどの暴力、退職届作成の強要などの行為が確認されたとしている。

 市人事・法制課によると、課長級職員のうち1人は2021年から23年にかけ、同じ部署の複数の職員に対し、一般的に相当と認められる範囲を超えた飲食代の負担の強要、体をつねるなどの暴力行為、雑談による長時間の拘束や暴言などのハラスメント行為をした。処分は減給10分の1(3カ月)。

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