45歳・年収850万円会社員男性「将来増えると言われても不安はあった」株価下落時も楽天・VTIに毎月3万円積み立てた結果

All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は東京都に住む45歳男性の積立投資エピソードです。

2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態を覗く機会は限られます。 ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。 シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

45歳・年収850万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は東京都に住む45歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人(45歳)、妻(44歳)、長男(10歳)、長女(8歳)

金融資産

世帯年収:本人850万円(配偶者の年収は不明) 世帯金融資産:現預金200万円、リスク資産400万円(投資信託300万円・日本株100万円)

積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載) ・楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)/つみたてNISA:2019年から 2019年から約5年間、積立投資を続けてきたという今回の投稿者。 NISAで楽天・VTIに「毎月3万円」の積み立てをしているとのこと。 運用実績については「元本約180万円→運用益込300万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子。 実は「(コロナ禍で)大きく評価額が下がった時期もありました」と、株価の暴落を経験しています。当時は「必ず復活するとの情報が出ていましたので、そのまま継続して積み立ててきました」とマイナスの状況下でも冷静に積み立てを続けたそう。 結果、「コロナ後の株式市場回復の動きにより、(今では)大きく運用益が出ています」と、やめずに続けたことが利益につながっています。「資産が減っていくのを見たときは、『将来増える』と言われても不安はありました」と、本音を吐露する投稿者ですが、積立投資をする上でのマイルールは「積立をやめないこと」だそうです。 「長いスパンで考えて(株価は)必ず上がっていくと確信している」。だからこそ「再投資型を選択している」と語られていました。

45歳・年収850万円正社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

投資を始めてよかった点については、「不労収入の手ごたえを実感でき、『自分でも投資で運用益が出せるのだ』という自信が身に付きました」とコメント。 いっぽうで、「最近はゲーム感覚でやっており、株の相場などを気にしてしまい、寝ている時も、目が覚めるとアメリカ株を見るなど、少し夢中になり過ぎている」と投資のことが頭から離れない様子。 また「日々の生活を犠牲にしてでも、積立投資に注ぎ込んでしまうので、生活が豊かになった感覚がない」と、関わり方によってはデメリットもあるといいます。 新NISAについては、「投資額の枠を増やしたいと考えています。まだまだ投資の初心者でもありますので、個別銘柄ではなく、投資信託一択でいきます」と語られていました。 ※カッコ内の回答者コメントは原文ママです ※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます ※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません (文:あるじゃん 編集部)

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