北上開発ビル管理(木村智章社長)は21日、北上市大通りのおでんせプラザ南館玄関前に電源を必要とせず、太陽光と風力で発電する街灯1基(高さ約4メートル)を設置した。停電時も消えない光で災害に備える。
暗くなると発光ダイオード(LED)照明が点灯する。発電した電力はバッテリーに蓄電し、4時間半の充電で2日間稼働する。スマートフォンなどを充電できる設備も整えた。
街灯は電気機器類の開発製造などのブルーム(東京)が開発し、エネルギーバンク(同)が販売するルシオ。独立発電型のため電気の引き込み工事が不要で、電気代はかからない。
購入・設置の問い合わせは秋田市のゲンキ(080.2831.1195)へ。