柴犬あるある、必死すぎて目をつぶってしまうとこ|連載「ここ掘れここ柴」vol.250

今週の「柴犬のここが好き」

引っ張りっこに夢中になると、目をつぶってしまうとこ。

大好きなご主人と遊んでるのにご主人の顔が見えないや。

ご主人だって、かわいいお顔を見ながら遊びたいんだよ〜
うまくいかないものです。
本気になればなるほど、お互いの顔が見られなくなるのです。

必死な柴犬さんは目をつぶる。
その柴犬さんの本気の力に対抗するために本気になったご主人も力が入って上を向いてしまう。
お互い歯を食いしばって、力の限り引っ張りっこするのです。

はたから見ていると面白いものです。
何をそんなに本気になることがあるのか。
終わった後はどちらも少し疲れていたりして。

たまにあんまり本気で噛みつくので、このまま本気で引っ張りっこしたら歯が抜けてしまわないかと不安になることがあります。
そんな時はご主人側が本気を出している"フリ"をして、うまく調子を合わせてあげてくださいね。
いろんな遊び方、いろんな楽しみ方があるものです。
各家庭でそれが違うのが面白いですよね。

今週のおまけ

これは、少し引っ張りっこを楽しんだ後のこよみさん・・・
の、頭を上から撮ったものです。

前足でイカのぬいぐるみを抑えています。
イカの足をくわえているのでしょうか、そのくわえたところを支点にして頭を思いっきり振っているところです。

さながらヘッドバンキングのように、あまりにも激しいためカメラには映っていません。
ブレブレです。ブレルにも程があるというほどのブレです。
頭がクラクラすることはないのでしょうか?

こよみさんは、ぬいぐるみのちょっと飛び出た部分などが大好きで、そこを引きちぎろうと必死になるのです。
これがこよさんの遊び方なのです。
イカの足はかなりの難敵ですね。
勝敗は・・・イカの勝ち。足をブチっとはいけませんでした。

もう少しかわいい遊び方をしてくれたら写真も撮れると思うのですが、こよみさんはあまりかわいらしく遊んでくれません。

遊び終わった後のおもちゃは、ミルも無惨な姿になっていることが多いのです。
でも、これは柴犬さんあるあるかもしれないですね。
ぬいぐるみさんには申し訳ないと思うのですが、それだけ本気で遊んだ結果と思って許してください!

作者紹介:ここ柴

京都府在住。柴犬の魅力をイラストで表現してSNSで発信、共感を呼び、「ここ柴部」のハッシュタグとともに話題に。そのイラストは、ドラマ・映画「柴公園」のエンドロールにも登場。柴犬たちのクスッと笑える生態を描いた書籍「柴犬のここが好き」を出版。

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