キリアン・マーフィーが、新作映画『ブラッド・ランズ・コール』に主演する。『オッペンハイマー』で今年のアカデミー賞主演男優賞に輝いたキリアンが、腐敗した労働組合委員長がライバルを殺害した事件を追った米作家マーク・A・ブラッドリーの著作『ブラッド・ランズ・コール：ザ・ヤブロンスキー・マーダーズ・アンド・ザ・バトル・フォー・ザ・ユナイテッド・マイン・ワーカーズ・オブ・アメリカ』の映画化作品で主役を演じる。
デッドラインによると、『007／スペクター』や『フォードVSフェラーリ』のジェズ・バターワースと『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のジョン＝ヘンリー・バターワースによる脚本は、「マーフィーのための主演ならびに製作手段」として執筆されたという。
1960年代後半のペンシルバニア州の炭鉱を舞台にした同新作は、アメリカ史上最も有名な組合犯罪の１つに焦点を当てており、炭鉱夫の職場環境向上に貢献したものの、ライバルの委員長候補の不正行為を指摘したことで、家族と共に殺害されたジョック・ヤブロンスキーの息子チップ・ヤブロンスキー（キリアン）が、正義を求めて歩む道のりを描く。
