ジョージ王子、王室でのカミングアウトをテーマにした演劇の題材に

ジョージ王子(10)が、王室でのカミングアウトをテーマにした舞台の題材になると言われている。物議を醸した舞台『スレイヴ・プレイ』やHBOドラマ『ユーフォリア/EUPHORIA』などを手がけた、ブロードウェイ劇作家でハリウッドのプロデューサーでもあるジェレミー・O・ハリス(34)がプロダクション会社を設立、同舞台が最初の制作作品のひとつになるとページ・シックスが報じている。

予定されている作品のタイトルには、「プリンス」という単語とゲイの中傷が含まれているようで、舞台計画は検閲の対象になっていないという。

同作品は、レベッカ・ホール主演のBBCドラマ『ザ・リスナーズ』の原作者ジョーダン・タナヒル(35)による脚本だと伝えられている。

イギリスの王位継承権第2位であるジョージ王子は、以前にも脚本家たちにセクシュアリティの題材として利用されており、『ファミリー・ガイ』の脚本家ゲイリー・ジャネッティは、ヘンリー王子とメーガン妃の挙式でページボーイを務めたジョージ王子の振る舞いをゲイ扱いしたジョークをインスタグラムに投稿し、大炎上した。しかしその後、ジャネッティはジョージ王子をキャラクター化し、ロイヤルファミリーを風刺したHBOアニメ『ザ・プリンス』の主役として描いた。

同ニュースが報じられた一方、今月22日(金)、ジョージ王子の母キャサリン妃ががんと診断されて「予防的」な化学療法を受けていることを公表、1月に腹部の手術を受けて以来、その体調が心配されており、ビデオメッセージで自ら説明していた。

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