マドンナの「セレブレーション・ツアー」、フィナーレはブラジルでの無料コンサート

マドンナ(65)が、ブラジルでの無料コンサートで、歴史的な「セレブレーション・ワールド・ツアー」を締めくくる。

25日(月)マドンナは、イタウ・アプレゼンタが主催するこのコンサートが、5月4日にリオ・デ・ジャネイロ、コパカバーナ・ビーチで開催されると発表した。

プレスリリースには「この歴史的なワールドツアーで、40年以上にわたる彼女の音楽活動を祝福してくれたファンへの感謝のしるしとして無料で開催される」と書かれており、同公演はTV グローボでも生中継される。

2012年以来初めてとなるマドンナのブラジルでのコンサートだが、ベルモンド・コパカバーナ・パレス・ホテル前で行われるこのイベントにはチケットは必要なく、先着順で入場できる。

マドンナはダラスでの公演後、ヒューストン、アトランタ、オースティンを回り、ブラジルに到着する予定だ。また、4月6日から4月9日までマイアミのカセヤ・センターで3公演、メキシコシティのパラシオ・デ・ロス・デポルテスで5公演も行われる。

昨年10月、マドンナのグレーテスト・ヒッツを披露する待望の同ツアーがロンドンのO2アリーナでスタート、そこでは同年6月に深刻な細菌感染症で入院した後、ステージに復帰するまでの道のりを明かしていた。

マドンナは子どもたち、ローデス(27)、ロッコ(23)、デヴィッド(18)、マーシー(18)、双子のステラとエスター(11)についても触れ、「助からないと思った。担当医もそう思っていた。だから目が覚めたら子供たち全員が私の周りに座っていた」と語り、病気からの回復について「でも天使が私を守ってくれ、子供たちがそこにいてくれた。そして私の子供たちはいつも私を救ってくれるの」と続けていた。

マドンナは今月初め、ツアー中の苦労についてこう話していた。「毎晩このショーをやっているけど、肉体的にはそんなに辛くない。感情的に辛いの。本当に私の人生を語っているから」「正直に打ち明けるわ。何度も落馬し、何度も骨折してきた。でも誰も私を止めることはできない」

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