「日本海新聞ふるさと大賞2023」の日野町の部表彰式が25日、町役場で開かれ、地域貢献賞1団体とスポーツ文化功労賞1人が表彰された。
地域貢献賞を受賞したのは、「黒坂フェスタの会」（梅林敏彦代表、10人）。空き地・空き家や廃校になった旧黒坂小を活用したイベントを開催。日野高生の地域活動チームのサポートや大歳の市を開催するなど新たな住民団体の活動参加を促した。
スポーツ文化功労賞は、黒坂ジュニアソフトテニスクラブの指導者として児童たちを全国大会出場に導いた長谷部正人さん（74）＝同町黒坂＝が受賞。日野郡ソフトテニス協会の会長で、県ソフトテニス連盟の役員も務め、ソフトテニスの振興に寄与している。
表彰式には、﨏田淳一町長や日本海新聞ふるさと創り事業団の篠原天理事と地元の販売店主らが出席。﨏田町長が「黒坂フェスタの会は、これからも町をにぎやかにするためいろんなことに挑戦してもらいたい。長谷部さんの活動は、ソフトテニスの盛んな町の伝統を次世代につなぐことになり、地域の誇りにもなっている」と祝辞を贈った。
梅林代表は「にぎわいの中から、いろんな活動団体が生まれてくるようにしていきたい」、長谷部さんは「これを機会にいま一度リセットし、元気のある限りジュニアたちを見守っていきたい」と抱負を述べた。
