4月1日から大田原市の2つの郵便局で行政サービス可能に 市と日本郵便関東支社が取扱開始の式典

とちぎテレビ

大田原市では4月1日から市の北東部にある2つの郵便局で、住民票の写しの交付などの行政サービスを受けることができるようになります。

サービス開始を前に26日、大田原市と日本郵便関東支社が取扱開始の式典を開きました。

式典は大田原市役所黒羽庁舎で開かれ、相馬憲一市長や日本郵便関東支社の茂木孝之支社長が出席しました。

大田原市は4月から市の北東部にある両郷出張所と須賀川出張所を廃止し、これまで出張所で担っていた戸籍謄本や住民票の写し、印鑑証明書の交付などの業務を両郷郵便局と黒羽須佐木郵便局に委託します。行政改革の一環で行われたもので、市内では初めての試みです。栃木県内では日光市の一部で、郵便局が市の行政事務の一部を請け負っています。

日本郵便は2022年3月に大田原市と包括連携協定を結んでいて、今回の業務委託は郵便局側から提案がありました。これにより、大田原市の行政組織のスリム化や職員の適正配置が図られるということです。

2つの出張所は今後、公民館として活用され相馬市長は地域の活性化に役立ててもらえればと話しています。

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