鏡よ鏡、私に一番似合う眼鏡は? AI活用で“似合い度”測定 アイメガネが「フィッティングミラー」導入

新機能として追加された眼鏡のおすすめフレーム形状チャートの表示例(アイジャパン提供)

 眼鏡ショップ「アイメガネ」を展開するアイジャパン(埼玉県さいたま市北区、沢田泰行社長)は、眼鏡の似合い度を測定する鏡「AIフィッティングミラー」を全37店舗に導入したと発表した。

 AIフィッティングミラーは、同社が眼鏡選びをもっと身近に楽しんでもらおうと開発。パソコンやスマートフォンのカメラを使って、バーチャル上で眼鏡を試着できる「AIイメージフィット」の技術が使われている。

 顔の形とかけている眼鏡の方を人工知能(AI)が測定し、似合い度を点数化して鏡面に表示する。2023年1月からは、顔型によってどのような形状のフレームが似合うのかというスタイリストのロジックを基に、理想の形状を100として、どれだけ離れているかを点数化し、チャートに表示する新機能を追加。その時にかけている眼鏡の似合い度だけでなく、どんな眼鏡が似合うかまで提示できるようになった。

 「AIフィッティングミラー」導入店舗では、平均試着数が倍以上に増加。同社は、新たな眼鏡選びのスタイルとして同ミラーを活用し、楽しんでもらうことを目指している。

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