郡山市100周年 仮想空間にブース イベントや情報発信し魅力PR

メタバースに開設された郡山市100周年記念ブースのイメージ図

 郡山市は、インターネット上の仮想空間「メタバース」に、JR郡山駅西口広場をモチーフにした「郡山市100周年記念ブース」を開設した。市制施行100周年を迎えた市の魅力を効果的にPRするため、仮想空間上でイベントの開催や情報発信に取り組む。

 品川萬里市長が25日の記者会見で発表した。市のブースは製造業TOPPAN(東京都)のアプリ「メタパ」に設けており、アバター(分身)を使って画面上に映し出されたビッグアイに入ると、西口広場につながる仕組み。

 広場では歴史的な街並みや猪苗代湖の美しい風景、郡山うねめまつりの様子を伝える写真のほか、市制施行100周年の記念動画などが展示されており、自由に閲覧できる。

 音声やチャットの機能を活用し、広場を訪れたほかのアバターと交流することもできる。

 利用無料。開設時期は来年3月までの予定。市はイベントの開催や情報発信と合わせ、自治体業務でのメタバースの活用方法について研究を進める。

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