イングランド代表は現地時間3月26日、フレンドリーマッチでベルギー代表と対戦。終了間際にジュード・ベリンガム(レアル・マドリー)が同点弾を奪い、2-2で終えた。
手痛い失態として批判に晒されているのが、開始11分のシーンだ。守護神のジョーダン・ピックフォード(エバートン)は、ペナルティエリア外のタッチライン際から、前線を目掛けてパスを送り込む。
だが、味方には繋がらず。自陣中央でカットされると、必死にゴール前に戻るも、ユーリ・ティーレマンス(アストン・ビラ)に難なく流し込まれ、先制点を許してしまったのだ。
【動画】絶対にカットされてはいけないパスだったが…痛恨の先制点献上シーン
英紙『Daily Mail』によれば、自身もかつてイングランド代表の守護神を務めたロバート・グリーン氏は、後輩のパスミスを「酷い一撃」と表現。厳しい意見を寄せた。
「まるで贈り物だ。ピックフォードはより自分を見せようと、場違いなパスを出した。全く面白くないよ。フィニッシュはクレバーだった。彼(ティーレマンス)はピックフォードが必死でゴール前に戻ってくることを知っていた」
ピックフォードは今月7日に誕生日を迎え、節目の30歳に。しかし祝ってもらうばかりか、普段もプレミアリーグでしのぎを削る相手に、プレゼントを渡す羽目になった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部