「よくできました」がたくさんあったよ! 大分県内の公立小中学校で修了式【大分県】

担任から通知表を受け取る児童=26日、日出町藤原

 県内ほとんどの公立小中学校で26日、修了式があった。子どもたちは1年間の歩みを振り返り、新学年への期待を胸に春休みに入った。

 日出町藤原の藤原小(208人)は全校児童が体育館に集まった。小田雅章校長(59)が「桜の花びらが散るように時間もあっという間に過ぎる。時間を大切に、春休みは新学年への準備を進めよう」と呼びかけた。

 大掃除の後、各教室で学級活動があった。1年1組は担任の古田菜々教諭(38)が「頑張りました」と一人一人に声をかけて通知表を手渡した。受け取った児童は「『よくできました』がたくさんあった」「『もう少し』がなかったよ」と喜んだ。

 高木太介君(7)は「ドッジボールが上手になった。苦手な引き算もできるようになった」と笑顔。大森千華さん(7)は「2年生になったら、縄跳びの二重跳びができるように練習を頑張りたい」と話した。

 県教委によると、この日は県内の公立小中362校のうち354校と、小中一貫の義務教育学校2校で式があった。

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